1. GA4とは?まずは基本の「キ」を知ろう

旧GA (UA)GA4 (現行)
計測の軸セッション(訪問単位)イベント(行動単位)
例えるなら入口カウンター(何人来たか)店内の超高性能カメラ(誰がどの商品を見たか)
得意なことページ単位の分析ユーザー単位の深い行動分析

2. 結局GA4で何ができるの?押さえるべき3つのポイント

① ユーザーの「行動」が手に取るようにわかる

② Webサイトとアプリをまとめて分析できる

③ AIによる「予測機能」で未来のヒントがもらえる

3.【実践編】GA4の見るべきレポートは、まずこの3つだけ!

【① 集客】お客様はどこから来ている?

  • 目的: どの広告やSNSからのアクセスが、最も成果に繋がっているかを知る。
  • 見るべきレポート: 管理画面左メニュー > レポート > 集客 > トラフィック獲得
  • 見るべきポイント:
    • セッションのデフォルトチャネルグループ:流入元(Organic Search=自然検索、Paid Search=広告、Social=SNSなど)
    • エンゲージメント率:ユーザーがどれだけ熱心にサイトを見たか
    • コンバージョン:最終的な成果(購入、会員登録など)
  • アクションに繋げる分析例:
    • 発見:「Instagramからの流入は多いのに、コンバージョンが低いな…」
    • 仮説: 広告のデザインと、リンク先のLP(ランディングページ)の訴求内容がズレているのかも?
    • 次のアクション: LPのメインビジュアルやキャッチコピーを、広告クリエイティブに合わせて修正しよう!

【② エンゲージメント】お客様はサイト内で何をしている?

  • 目的: どのページが人気で、どこにサイト改善の課題があるのかを発見する。
  • 見るべきレポート: レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン
  • 見るべきポイント:
    • 表示回数:どのページがよく見られているか
    • 平均エンゲージメント時間:どのページに長く滞在しているか
  • アクションに繋げる分析例:
    • 発見:「A商品の特集ページはよく読まれているのに、B商品のページは全然見られていない…」
    • 仮説: サイト内でB商品への導線が弱いのでは?
    • 次のアクション: 人気のA商品のページからB商品への内部リンクを貼ってみよう!トップページでもB商品を目立たせてみよう!

【③ 収益化】お客様は商品を買ってくれている?(ECサイト向け)

  • 目的: ユーザーが商品をカートに入れてから購入するまでの、どこで離脱しているのか(カゴ落ちの原因)を特定する。
  • 見るべきレポート: レポート > 収益化 > eコマース購入状況
  • 見るべきポイント:
    • 商品の表示カート追加購入までの各段階のユーザー数。この数字の減り方が、改善のヒントになります。
  • アクションに繋げる分析例:
    • 発見:「カートにはたくさん追加されるのに、購入完了数が少ないな…」
    • 仮説: 購入手続きのページに問題があるのでは?(送料が高い、決済方法が少ない、入力項目が多すぎるなど)
    • 次のアクション: チェックアウトページを改善するプロジェクトを立ち上げよう!期間限定の送料無料キャンペーンを試そう!

まとめ:GA4は「答え」ではなく「ヒント」をくれる相棒

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